ジアミスト被害 訴訟記事

ジアミスト被害 訴訟記事

空気清浄機を販売・レンタルする(株)Soft-EX(ソフト-イーエックス)(本社:東京都中央区、高井理道代表)に対し、空気清浄機の購入者10人が、合計約2,600万円の損害賠償を求める訴訟を静岡地裁で起こした。同社は、2016年度において、某大物タレントがホストを務める長寿トーク番組にCMを打つほか、商品PRに人気芸人を起用するなどで一定の知名度があり、各方面に影響がおよびそうだ。

 同社は、除菌や消臭効果を謳った空気清浄機「ジアミスト噴霧器」(1台2万円)を販売し、その購入者から業務委託を受ける形でレンタル事業を展開。毎月交換する弱酸性次亜塩素酸水「ジアムーバー酸化水」の詰め替え用ボトルの代金3,800円の約4.9%にあたる金額(1台あたり980円)を空気清浄機の購入者に「協力金」として分配する仕組みを提案し、販売を行ってきた。

 しかし、今年の1月頃から、購入者に対する毎月の「協力金」や業務委託契約を解約した場合の空気清浄機下取り代金(以下、解約金)の支払いが遅れている。同社前社長の加瀬智司取締役によると、購入者は、今年5月上旬まで営業拠点があった福岡市を中心に九州で150名~200名、全国では2,500人くらいになるという。また、同社の元関係者によると、「ジアミストの売買契約は一口10台(20万円)以上となっており、若者を中心に100~200万円分の購入が多く、金融機関からの借り入れを購入代金に充てた購入者も少なくない」とのこと。

 原告側代理人の藤森克美弁護士は、争点となる空気清浄機のレンタル事業の実態の有無について、「実態がないことを立証する自信はある」とコメント。仮に、貸し出しの実態がなければ、虚偽説明で出資金をだまし取った組織的詐欺行為にあたる可能性が高まるという。一方、同社・加瀬取締役は、「(協力金や解約金を)支払うように調整しているが、ネットの風評被害もあり、事業が進まない」「解約者へ支払う義務はあるが、『実態がない』とは言いがかり」と反論。「本日(21日)付で静岡地裁に藤森弁護士の『実態がない』とする記事の削除を求める仮処分の申し立てを行った」という。また、レンタル設置台数の拡大については、「大手企業(嫌がらせがあるため、名称は非公開)が代理店として動き始めている」という。

 NetIB-NEWSでは、空気清浄機「ジアミスト噴霧器」の設置や購入者の状況などについて取材を行っている。情報提供(匿名可)は、本記事下の「※記事へのご意見はこちら」をクリックし、メールフォームから。

【山下 康太】

(追記)
本記事中の(株)Soft-EX「ジアミスト噴霧器」は、エコーテック(株)(本社:愛知県豊橋市)の超音波霧化器「ジアミスト」と一切関係ありません。


COMPANY INFORMATION

株式会社Soft-EX
代 表:髙井 理道
所在地:東京都中央区日本橋兜町20-5 兜町八千代ビル3F
設 立:2012年4月
資本金:300万円
TEL:03-6661-7385
URL:http://soft-ex.jp/

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